特殊切手としては、文化人シリーズであったり、記念切手であればオリンピック、身近でいえば、ふるさと切手やグリーティング切手なども査定する買取業者がいます。もちろん、シートの方が買取額は高めですが、バラ切手でも外国切手ならば意外に高値がつくようです。例えば、1980年に発行された年賀切手、有名なのは赤猿で、世界中のコレクターに称賛されるデザインにより高値がつきます。古い・汚れがある切手などは、場合によって買取不可となります。重要なのは切手の状態で、未使用なのに雀の涙だった声も聞かれていますが、汚れ・シミ、あるいは目打ち部分の折れ・欠けがあれば査定は低くなります。また、素人がやりがちな失敗は、シミや汚れを拭き取る処理です。裏糊が取れてしまうこともあり、状態が悪くなる可能性の方が大きく、そのままの状態で持ち込むことが良いでしょう。発行当初の状態が最も理想的で、消印なし、色褪せもない年代物があるならば、査定士がいる業者を活用しましょう。そちらであれば、市場だけでなく、世界中のコレクターと繋がりがあり、多少色を付けた買取を行っています。